何秒間止まっていた?(東京都市大学等々力中学 2016年)
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A駅から400m離れたB地点へは、
図のように長さの等しい2つの動く歩道で移動することができます。
のぶお君がA駅を出発し、B地点を目指して歩いています。
動く歩道を使わずに歩いて移動すると4分10秒、
2つの動く歩道を利用して歩き続けると3分20秒かかります。
動く歩道の速さを秒速0.8mとするとき、次の問いに答えなさい。
(1)のぶお君の歩く速さは秒速何mですか。
(2)動く歩道1つの長さは何mですか。
(3)のぶお君は2つの動く歩道を利用して歩くことにしました。
一つ目の動く歩道を68m歩いたところで、くつひもを結ぶために止まりました。
その後、通常の1.5倍の速さで歩いたとき、
A駅を出発してから2分40秒でB地点に着きました。
このとき、のぶお君は何秒間止まっていたことになりますか。
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(1)
400m÷250秒=1.6m
(2)
歩く速さは秒速1.6m
動く歩道で歩いているときは、秒速 0.8+1.6=2.4m
上の面積図より、全部動く歩道なら、200秒で480m進むので、
動く歩道を使わなかった時間は、
(480-400)÷(2.4-1.6)=100秒
そのキョリは1.6×100=160m
動く歩道の長さは、
(400-160)÷2=120m
(3)
動く歩道で68m進む時間は、
68÷(0.8+1.6)=28と1/3秒
動く歩道を使わないで歩いた時間は、
160÷1.6×1.5=66と2/3秒
2回目の動く歩道移動時間は、
120÷(0.8+2.4)=37.5秒
160-(28と1/3+66と2/3+37.5)=27.5秒
この時間で、靴ひもを直し残りの動く歩道を歩いたので、
上の面積図より、
動く歩道で止まっていた時間は、
36÷2.4=15秒間です。
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