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赤、青、緑、黄、紫の5色の絵の具があります。
このうちから何色か使って、下の図の①~⑤の部分をすべてぬり分けようと思います。
ただし、それぞれの部分は、この5色のうちの1色だけでぬり、
となり合った部分は違う色をぬることとします。
このとき、次の問に答えなさい。
(1)赤、青、緑の3色すべてを使ってぬり分けるとき、何通りのぬり方がありますか。
(2)赤、青、緑、黄の4色すべてを使ってぬり分けるとき、何通りのぬり方がありますか。
(3)全部で何通りのぬり方がありますか。
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(1)⑤の部分を赤とすると、②と③の部分は、⑤ととなり合っているので、
下の図1-1、1-2 の2通りのぬり方になります。
(この時点で3色すべてを使っています)
図1-1のとき、①には赤か青、④には赤か緑が入るので、
2×2=4通り のぬり方があり、
同様に図1-2のときも4通り のぬり方があります。
⑤を赤とすると、4×2=8通り のぬり方があり、
青、緑のときも同様なので、赤、青、緑の3色をすべて使うと、
8×3=24通り のぬり方があります。
(2)5か所を4色でぬるので、どこかとどこかが同じ色にしなければなりません。
同じ色にする場所として考えられるのは、
①と③、①と④、①と⑤、②と④、④と⑤
の 5通り があります。
たとえば、①と③を同じ色にするとき、
①、②、④、⑤ を4色でぬる方法を考えればよく、
4×3×2×1=24通り
があります。
同じ色をぬる場所が変わっても、同様に24通りとなるので、
赤、青、緑、黄の4色すべてを使うと、24×5=120通り のぬり方があります。
(3)5色すべてを使うと、5×4×3×2×1=120通り のぬり方があります。
4色を使ってぬるとき、5色から4色を選ぶ方法は 5通りあるので、
(2)より、120×5=600通り のぬり方があります。
3色を使ってぬるとき、5色から3色を選ぶ方法は、
除く2色の選び方と等しく、4+3+2+1=10通り あるので、
(1)より、24×10=240通り のぬり方があります。
1色だけ、2色だけでぬることはできません。
(②、③、⑤の部分は必ず3色必要)
よって、120+600+240=960通り のぬり方があります。
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