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ある駅には改札からホームへ行く途中に、
図のような反対方向に同じ速さで動く2本の「動く歩道」 があります。
太郎くんは改札側から、花子さんはホーム側から、
この「動く歩道」に同時に乗りました。
花子さんは「動く歩道」に立ったままでしたが、
太郎くんは「動く歩道」の上を一定の速さで歩きました。
太郎くんは「動く歩道」を108歩進んだところで花子さんとすれ違い、
そこから60歩進んでホー ム側に到着しました。
また、花子さんは太郎くんが到着してから2分後に改札側に到着しました。
太郎くんの1歩の幅は75cmです。

(1)太郎くんと花子さんの移動している速さの比は何対何ですか?
(2)この「動く歩道」の速さは、分速何mですか?
また、太郎くんの歩く速さ(「動く歩道」に乗っていないとき)は、
分速何mですか?
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図のように、
太郎は108歩進んだところで花子とすれ違ったので、
全体の9/14進んでいたことになり、
花子はその同じ時間で全体の5/14進んでいたことになります。
したがって、2人が移動した速さの比は、
太郎:花子(動く歩道)=9:5
太郎の歩く速さは、⑨-⑤=④ です。
④の速さで、
(108+60)×75=12600cm=126m 歩いたわけですが、
動く歩道の速さは⑤なので、
その間、動く歩道は、126m×⑤/④=157.5m 動いています。
合計、126+157.5=283.5m 移動しています。
花子は太郎がホームについた時点で、
改札の、283.5-157.5=126m 手前にいるので、
2分で改札に着いたわけですから、
動く歩道の速さは、分速 126÷2=63m です。
これが⑤にあたるので、
太郎の速さは、分速 63×④/⑤=50.4m です。
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