« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

2006年4月19日 (水)

奥の細道ー白河の関

風流の 初やおくの 田植うた

(ふうりゅうの はじめやおくの たうえうた)

さあ、やっとこれから陸奥、その入り口、白河の関です。

でもこの時代、関所跡がどこにあるのか、といった程度・・・

もうその歴史的役割は終わっていたようです。

田植え歌を聞いて、やっと風流という言葉が出てきたくらい、

旅になじんできたみたいですよ、芭蕉さん。

田植え歌、聞いてみたいですね。

Taueuta

コンナ ウタカナ・・・?

♪ことしいねがなし ♪しし玉のみなり♪ ヤリガエー♪
♪  ハレ 吾嫁なる加那に ♪ま米たかさ ウレ♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ときめき「絵本ランド」へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 9日 (日)

奥の細道ー芦野

田一枚 植て立去 柳かな

(たいちまい うえてたちさる やなぎかな)

Ta

乙女たちが田植えをしているのを、柳の木の下で見ています。

一枚の田んぼが植え終わったところで立ち去ったと言っているわけです。

問題はこの柳。

現在も芦野の中心から10分ほどの田んぼの真ん中にある柳。

芭蕉さんの時代でも「遊行柳」として有名な柳だったみたいですよ。

「遊行柳」は室町後期の観世信光が創作した謡曲のタイトル。

筋立ては、遊行上人(一遍上人)の前に柳の精が現れて、

その昔、西行の歌に出てくる柳の木の下で昔話を語ったり

舞を見せてくれたりするもの。

西行は平安時代末の漂泊の歌人。その歌は

「道のべに清水流るゝ柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ」

芭蕉さんはとにかくこの西行を崇敬していたみたいで、

この旅に出たのだって、西行にそうとう影響されていたからみたいです。

だから田植えを見ながら、ここは昔、西行法師も立ち止まったゆかりの柳なんだなあ・・・

と、感慨を胸にめぐらせているのでしょうね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ときめき絵本ランドへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »