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2006年3月26日 (日)

奥の細道ー那須湯本

野をよこに 馬挽むけよ 郭公

のをよこに うまひきむけよ ほととぎす)

那須湯本はもちろん昔からの温泉地。

現在もある「殺生石」を訪れて、

「温泉の出る山陰にあって、石の毒気いまだほろびず。チョウやハチが下の砂が見えなくなるほど、重なって死んでいる」

と記しています。

その帰り、館代より馬で送ってもらったわけです。

館代とは黒羽藩の留守居役。芭蕉さんの弟子でした。

だから師匠のために、運転手さん付きの社用車を手配して、お送りしたということなのでしょう。

その運転手さんが芭蕉さんに一句お願いしますとせがんだわけです。

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それがこの句。

「野を横切ってほととぎすが飛び去った。馬の首をそっちにむけろ!」

といっているのですが、那須野を行くうちに昔の合戦の演習気分にでもなったのでしょうか?

そういえば、なんとなく西部劇風でもあります。

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2006年3月 2日 (木)

奥の細道ー黒羽(雲巌寺)

木啄も 庵はやぶらず 夏木立

(きつつきも いおはやぶらず なつこだち)

「なんだ、 このバリヤーは!」

きつつきが叫びをあげました。

とてもくちばしが突き刺さらない庵のようです。

オーラのようなバリヤー・・・

庵の中で禅の修行をしているのはターミネーター。そう見えてしまいます。

実は仏頂禅師。鹿島根本寺(茨城県)の二十一世住職です。

芭蕉さんが深川にいたころ、江戸に仮住まいをしていた仏頂禅師と運命的な出会いをして、川向うの臨川庵に参禅する日々を送ったそうです。

その敬愛する師が修行したと話していたのがこの臨済宗妙心寺派の雲巌寺。

今でも、「この寺は観光の場ではなく、信仰と修行の場である」って書いてあるそうですよ。

お釈迦様の頭上(仏の頂)に宿るのが仏頂尊・・・

知恵に優れ威厳に満ちているけど無愛想で不機嫌な顔をしているそうです。

だから仏頂面(ぶっちょうづら)って言うんですね。

この仏頂禅師も怖い顔をしていたんですかね?

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